MotoGP第18戦タイGP MotoGPクラス2日目 予選結果
2024/10/26
MotoGP第18戦タイGP MotoGPクラス2日目、予選が土曜日、タイにあるチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午後12時10分(現地時間午前10時10分)から30分間行なわれたフリー走行2は、気温29度、路面温度38度、湿度75%、昨日よりも雲の多いドライコンディション。
この走行では、マルク・マルケス(ドゥカティ)が前後ハードタイヤで1分29秒888を記録しトップだった。2番手はフランコ・モルビデリ(ドゥカティ)が1分30秒059、3番手フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)1分30秒122。中上貴晶(ホンダ)は1分30秒679で16番手。
続いて日本時間午後12時50分(現地時間午前10時50分)に始まった予選Q1は、気温30度、路面温度43度、湿度74%、風は強くなく、雲の多いドライコンディションで15分間。5コーナーで転倒寸前のスーパーセーブもあったファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が8周目に記録した1分29秒406でトップだった。2番手は7周目に1分29秒429を出したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)。以上2名がQ2進出。
3番手はブラッド・ビンダー(KTM)で記録は1分29秒535。中上は1分29秒903で8番手だった、総合では18番手となり、この後のスプリント、明日の決勝は6列目スタート。
日本時間午後1時15分(現地時間午前11時15分)から15分間で開催されたQ2は、気温31度、路面温度44度、湿度71%、変わらず雲が多いドライコンディション。バニャーヤは前ハード後ミディアム共にニュータイヤでスタートし、開始5分を待たず、3周目に1分29秒076で昨日のマルク・マルケスのコース記録を更新しトップに立つ。
更に前ハードはそのまま、後ミディアムをニュータイヤに替えて、早めにピットアウト。残り5分を切った6周目に1分28秒700まで記録を縮めて歴代コースラップを更新、ポールポジションを獲得した。2番手には同じく前ハード後ミディアムタイヤを選択して6周目に1分28秒932を記録したエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)。3番手は、前ハード後ミディアムタイヤで走行を始め3周目に1分29秒130を記録していたマルティン。残り5分を切って、マルティンは5コーナーで転倒。
午前のフリー走行2でトップ記録だったマルク・マルケスも6周目3コーナーで転倒。ヨハン・ザルコ(ホンダ)も5周目1コーナーで転倒。イエローフラッグが続き、影響を受けたライダーも居た。この後、日本時間午後5時(現地時間午後3時)から13周で争われるスプリント、明日も同じく日本時間午後5時(現地時間午後3時)から26周で開催される決勝。チャンピオンシップの行方と並び、調子を上げて来た日本メーカー、ヤマハ勢、ホンダ勢の活躍にも注目したい。
MotoGP 第18戦タイGP MotoGPクラス2日目 予選結果
1 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ) 1分28秒700 (Q2)
2 エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ) 1分28秒932 (Q2)
3 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ) 1分29秒130 (Q2)
4 マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ) 1分29秒324 (Q2)
5 マルク・マルケス(ドゥカティ) 1分29秒386 (Q2)
6 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 1分29秒408 (Q2)
7 ペドロ・アコスタ(KTM) 1分29秒419 (Q2)
8 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ) 1分29秒435 (Q2)
9 アレックス・マルケス(ドゥカティ) 1分29秒527 (Q2)
10 マーベリック・ビニャーレス(アプリリア) 1分29秒628 (Q2)
11 フランコ・モルビデリ(ドゥカティ) 1分29秒736 (Q2)
12 ヨハン・ザルコ(ホンダ) 1分29秒797 (Q2)
13 ブラッド・ビンダー(KTM) 1分29秒535 (Q1)
14 アレイシ・エスパロガロ(アプリリア) 1分29秒568 (Q1)
15 ジャック・ミラー(KTM) 1分29秒773 (Q1)
16 アウグスト・フェルナンデス(KTM) 1分29秒828 (Q1)
17 アレックス・リンス(ヤマハ) 1分30秒835 (Q1)
18 中上貴晶(ホンダ) 1分29秒903 (Q1)
19 ジョアン・ミル(ホンダ) 1分30秒045 (Q1)
20 ラウル・フェルナンデス(アプリリア) 1分30秒102 (Q1)
21 ルカ・マリーニ(ホンダ) 1分30秒137 (Q1)
22 ロレンツォ・サルバドーリ(アプリリア) 1分30秒592 (Q1)
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