MotoGP第18戦タイGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/10/26
MotoGP第18戦タイGP Moto3クラス2日目、予選が土曜日、タイにあるチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午前10時40分(現地時間午前8時40分)から30分間行なわれたP2は、気温28度、路面温度36度、湿度78%、昨日よりも雲が多く、湿度は高いが涼しく感じるドライコンディション。風は強くなかった。
この走行では、古里太陽(ホンダ)が最後の13周目に1分40秒577を記録してトップになった。2番手は14周目に1分40秒699を出したイバン・オルトラ(KTM)。3番手はジョエル・ケルソ(KTM)で1分40秒738。山中琉聖(KTM)は最終12周目に1分40秒780を記録、4番手。鈴木竜生(ハスクバーナ)は12周目の1分41秒149で17番手だった。
昨日のP1との総合では、トップが古里、2番手オルトラ、3番手はダビド・アロンソ(CFMOTO)、4番手ケルソ、5番手が山中。鈴木は17番手。
日本時間午後2時50分(現地時間午後12時50分)から15分間で争われた予選Q1は、気温30度、路面温度41度、湿度71%、雲があるドライコンディション。Q1トップは、フィリッポ・ファリオリ(ホンダ)で1分41秒241、2番手マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)1分41秒261、3番手ジョエル・エステバン(CFMOTO)1分41秒315、4番手ステファノ・ネパ(KTM)1分41秒425。以上4名はQ2進出。単独走行で周回を重ねていた鈴木は6番手で、記録は6周目の1分41秒562だった。総合では、20番手。
続いて日本時間午後3時15分(現地時間午後1時15分)から15分間競われたQ2は、気温30度、路面温度40度、湿度73%、風は強くなく雲が多めのドライコンディション。中盤に入りダビド・アロンソ(CFMOTO)が3周目に1分40秒959、アンヘル・ピケラス(ホンダ)も3周目に1分40秒727を記録し、二人は1分40秒台。
残り5分でタイや交換のため一度ピットに戻ったライダー達は、スリップストリームで記録が伸びやすい状況もあり、残り1分半近くまでピットに留まるライダーが多かった。早めにピットアウトしたコリン・ベイヤー(ハスクバーナ)は7周目、1分40秒676を記録し一時トップとなる。その後、最後にチェッカーフラッグを受けて最後の6周目を走ったジョエル・ケルソ(KTM)が1分40秒603を記録、自身Moto3初のポールポジションを獲得した。
ベイヤーは2番手、3番手にピケラスが入った。4番手は古里、古里もケルソと同じく終了間際のタイミングでピットアウトし、6周目1分40秒855を記録した。山中は3周目の記録1分41秒390で12番手。明日の決勝は古里2列目、山中4列目、鈴木は7列目スタート。好調のホンダ勢はトップ10に5台入った。明日の決勝は、日本時間午後2時(現地時間午後12時)から19周で開催される。
MotoGP 第18戦タイGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分40秒603 (Q2)
2 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分40秒676 (Q2)
3 アンヘル・ピケラス (ホンダ) 1分40秒727 (Q2)
4 古里太陽 (ホンダ) 1分40秒865 (Q2)
5 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分40秒959 (Q2)
6 スコット・オグデン (ホンダ) 1分41秒019 (Q2)
7 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分41秒117 (Q2)
8 ダビド・アルマンサ (ホンダ) 1分41秒174 (Q2)
9 イバン・オルトラ (KTM) 1分41秒186 (Q2)
10 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分41秒223 (Q2)
12 山中琉聖 (KTM) 1分41秒390 (Q2)
20 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分41秒562 (Q1)
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