MotoGP第3戦ポルトガルGP Moto2決勝
2021/04/19
MotoGP第3戦ポルトガルGP、Moto2クラスは、ポルトガルのポルティマオサーキット(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルべ)で決勝レースを行ない、ラウル・フェルナンデス(カレックス)が優勝した。Moto2クラスの決勝レースは気温25度、路面温度44度のドライコンディションの下、23周で争われた。
スタート直後の1コーナーでポールスタートのサム・ロウズ(カレックス)が転倒。スタートでやや出遅れていたロウズはハイサイドで激しく転倒し、リタイアに終わる。
レースをリードしたのはレミー・ガードナー(カレックス)。4周目にマルコ・ベゼッキ(カレックス)がトップに立ち、ベゼッキは8周目にコンマ6秒ほどのリードを取るが、逃げることはできず、10周目にアロン・カネト(ボスコスクロ)がトップに浮上。ジョー・ロバーツ(カレックス)と接戦を繰り広げる。
ロバーツは11周目から17周目までのコントロールラインをトップで通過。中盤になるとロバーツ、カネト、ガードナー、ベゼッキ、ラウル・フェルナンデス、チャビ・ビエルヘ(カレックス)、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)と、7人のライダーがトップ集団を形成する。
18周目にカネトがトップを奪還。ガードナー、ベゼッキ、ビエルヘ、アウグスト・フェルナンデスが遅れ、カネト、ロバーツ、ラウル・フェルナンデスの3人によるトップ争いとなる。ラウル・フェルナンデスは18周目にファステストラップを記録すると、19周目のストレートエンドでトップに浮上。さらに21周目にもファステストを更新してリードを広げると、Moto2クラス3戦目で初優勝を達成した。
2番手争いはカネト、ロバーツ、再び追い上げて来たガードナーの3人が接戦を展開。カネトがロバーツを交わして前に出ると、ガードナーもロバーツと接触しながらも前に出ることに成功。カネトが2位、ガードナーが3位表彰台を獲得した。
ロバーツは僅差の4位でゴール。5位にアウグスト・フェルナンデスが続き、ベゼッキは6位、ビエルへは7位でチェッカーを受けた。
8位にエクトル・ガルソ(カレックス)、9位にキャメロン・ボビエ(カレックス)、10位にマーセル・シュロッター(カレックス)が入賞。
小椋 藍(カレックス)は序盤はトップ集団に加わったが、5周目にソムキャット・チャントラ(カレックス)と接触、転倒しリタイアに終わった。
Moto2第2戦ポルトガルGP Moto2クラス決勝結果
1 ラウル・フェルナンデス(カレックス)
2 アロン・カネト(ボスコスクロ)
3 レミー・ガードナー(カレックス)
4 ジョー・ロバーツ(カレックス)
5 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
6 マルコ・ベゼッキ(カレックス)
7 チャビ・ビエルヘ(カレックス)
8 エクトル・ガルソ(カレックス)
9 キャメロン・ボビエ(カレックス)
10 マーセル・シュロッター(カレックス)
11 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(カレックス)
12 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
13 アルベルト・アレナス(ボスコスクロ)
14 ロレンツォ・バルダッサーリ(MVアグスタ)
15 マルコス・ラミレス(カレックス)
16 トニー・アルボリーノ(カレックス)
17 トーマス・ルティ(カレックス)
18 ハフィス・シャリン(NTS)
19 ミゲール・ポンス(MVアグスタ)
20 フレーザー・ロジャース(NTS)
21 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
22 ホルヘ・ナバーロ(ボスコスクロ)
R ジェイク・ディクソン(カレックス)
R セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
R ニッコロ・ブレーガ(カレックス)
R ボ・ベンスナイダー(カレックス)
R 小椋 藍(カレックス)
R ヤリ・モンテッラ(ボスコスクロ)
R ステファノ・マンジ(カレックス)
R サム・ロウズ(カレックス)
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