MotoGP第4戦アメリカズGP Moto3決勝
2022/04/11
MotoGP第4戦アメリカズGP、Moto3クラスは、アメリカのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)で決勝レースを行ない、ジャウメ・マシア(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温27度、路面温度40度のドライコンディションの下、17周で争われた。
序盤はデニス・オンジュ(KTM)、ディエゴ・モレイラ(KTM)がレースをリードしたが、序盤を終えて、マシア、オンジュ、佐々木 歩夢(ハスクバーナ)、モレイラ、チャビエル・アルティガス(CFMOTO)、デニス・フォッジア(ホンダ)、アンドレア・ミーニョ(ホンダ)の7人がトップ争いを展開。
11周目にフォッジアがトップに立つが、13周目のバックストレートエンドでマシアがトップを奪還する。15周目の1コーナーでミニョがトップに立つが、バックストレートエンドの12コーナーでマシアがトップを奪い返し、マシアが主導権を握って周回を重ねて行く。
レース終盤になるとミニョが積極的にトップをうかがうが、、最終ラップのバックストレートでマシアがトップに立つ。ミニョは最終コーナー手前の19コーナーで勝負に出るが、ラインを外し、その間にフォッジアが先行。
マシアがトップでチェッカーを受け、今シーズン初、グランプリ通算5勝目を記録。最後に逆転したフォッジアが2位に入賞し、ランキングトップをキープした。ミニョは3位に入賞。
佐々木はスタートからゴールまでトップ集団の中で戦い、4位に入賞。5位にオンジュ、6位にアルティガスの順で続き、ジャンプスタートでダブルロングラップペナルティを受けたイサン・グエバラ(ガスガス)が追い上げて7位に入賞。
8位にカルロス・タタイ(CFMOTO)、9位にリカルド・ロッシ(ホンダ)の順で続き、10位に鈴木 竜生(ホンダ)が入賞した。
古里 太陽(ホンダ)は16位、山中 琉聖(KTM)は17位でゴール。鳥羽 海渡(KTM)は序盤はトップ集団の中にいたが、後退。入賞圏内を争っていたが、最終ラップの最終コーナーでダニエル・オルガド(KTM)と接触し転倒、リタイアに終わった。セルジオ・ガルシア(ガスガス)は6番手走行中の6周目の13コーナーでオルガドに接触されて転倒、リタイアに終わった。
前戦終了時点でポイントリーダーだったガルシアがノーポイントに終わり、フォッジアがランキングトップに浮上した。
MotoGP第4戦アメリカズGP Moto3クラス決勝結果
1 ジャウメ・マシア(KTM)
2 デニス・フォッジア(ホンダ)
3 アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
4 佐々木 歩夢(ハスクバーナ)
5 デニス・オンジュ(KTM)
6 チャビエル・アルティガス(CFMOTO)
7 イサン・グエバラ(ガスガス)
8 カルロス・タタイ(CFMOTO)
9 リカルド・ロッシ(ホンダ)
10 鈴木 竜生(ホンダ)
11 イバン・オルトラ(KTM)
12 スコット・オグデン(ホンダ)
13 ステファノ・ネパ(KTM)
14 アドリアン・フェルナンデス(KTM)
15 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
16 古里 太陽(ホンダ)
17 山中 琉聖(KTM)
18 ジョエル・ケルソ(KTM)
19 エリア・バルトリーニ(KTM)
20 ジェラール・リウ(KTM)
21 マリオ・アジ(ホンダ)
22 ダビド・サルバドーリ(ハスクバーナ)
23 アナ・カラスコ(KTM)
R ダニエル・オルガド(KTM)
R 鳥羽 海渡(KTM)
R ディエゴ・モレイラ(KTM)
R マッテオ・ベルテッレ(KTM)
R セルジオ・ガルシア(ガスガス)
R ジョシュア・ワットリー(ホンダ)
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