マルク・マルケス、複視が再発
2022/03/22
レプソル・ホンダ・チームは3月22日、MotoGP第2戦インドネシアGPのウォームアップ走行で激しくハイサイド転倒を喫し、決勝レースを欠場したマルク・マルケスが、スペインに帰国後、検査を受けた結果、複視を再発していることが確認されたことを発表した。
マルケスはインドネシアからスペインに帰国する途中に視界に不快感を覚え始めたことから、21日にスペインのバルセロナに到着後、医師による検査を受けた。23日には今年から活動の拠点を置くマドリード市内の病院を訪れ、脳を検査するMRI(磁気共鳴画像)などの精密検査を受け、他のケガがないことを確認した。
「デジャヴを経験しているようだ。スペインに戻る途中に、視覚の不快感を覚え始めたから、サンチェス・ダルマウ医師を訪れることを決め、新たな複視の症状があることを確認した」とマルク。
「インドネシアGPで発生した外傷性脳損傷の後、マルク・マルケスに対して月曜に実施した神経眼科学的評価は、第4右神経の麻痺の再発によって引き起こされた複視の新しい症状を示しています。2021年11月の負傷で再発したものです。この検査の後、定期的な医学的検査による保守的な治療に従うことが決定されました。来週、マルク・マルケスはケガの進展を評価し、レースに復帰するための推定回復時期を予測できるようにするために、新たな検査を受けます」と診察を担当したベルナト・サンチェス・ダルマウ医師。
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