MotoGP第17戦オーストラリアGP Moto2決勝
2019/10/27
MotoGP第17戦オーストラリアGP、Moto2クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで決勝レースを行ない、ブラッド・ビンダー(KTM)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温15度、路面温度25度のドライコンディションの下、25周で争われた。
2番グリッドからスタートしたビンダーは好スタートでトップに立つと、レースをリード。チームメイトのホルヘ・マルティン(KTM)が2番手に続く。
1周目の4コーナー進入でイケル・レクオナ(KTM)が突っ込み過ぎ、トップ集団にいたルカ・マリーニ(カレックス)、マルコ・ベゼッチ(KTM)が巻き込まれて転倒してしまう。
レース序盤はビンダー、マルティン、ポールスタートのホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)、トーマス・ルティ(カレックス)がトップ集団を形成するが、中盤に入るころにはビンダーとマルティンが抜け出し、3番手以下にリードを取ってトップ争いを展開する。
チームメイト同士によるトップ争いは、先行するビンダーにマルティンがぴたりとついていく展開だったが、終盤に差し掛かるとビンダーがマルティンを少しずつ引き離し始め、最終的には約2秒とリードを広げて、ビンダーが今シーズン3勝目をマークした。
マルティンは最後は単独2番手となり、そのままチェッカーを受け、日本GPに続いて2戦連続、Moto2クラスベストリザルトとなる2位表彰台を獲得。3位にトーマス・ルティ(カレックス)が入賞した。
ナバーロは中盤以降、ルティとの表彰台争いから脱落し、4位でゴール。中盤以降、9人前後にふくらんだ5番手争いは、終盤には6人のライダーが接戦を繰り広げ、ロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)が5位に入賞。ホームレースのレミー・ガードナー(カレックス)が6位、1周目のアクシデントでロングランペナルティを受けたレクオナが7位に入賞。
アレックス・マルケス(カレックス)は8位に終わり、ランキングトップはキープしているが、ランキング2位のルティとのポイント差は28ポイントに縮まった。
ステファノ・マンジ(MV)が9位に入賞。長島 哲太(カレックス)は1周目は13番手だったが、周回ごとにポジションを上げ、5番手争いに加わり、10位に入賞した。
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