MotoGP第17戦オーストラリアGP Moto3決勝
2019/10/27
MotoGP第17戦オーストラリアGP、Moto3クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで決勝レースを行ない、ロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温15度、路面温度21度のドライコンディションの下、23周で争われた。
序盤から大きなグループのトップ集団が形成され、アロン・カネト(KTM)が2周目までレースをリードするが、3周目の1コーナーでランキング2位につけるカネトが転倒リタイアに終わり、ダラ・ポルタのタイトル確定の可能性が大きく高まる。
スタートからトップ集団につけたダラ・ポルタはカネトに代わってレースをリード。何度かトップの座を譲るものの、終始トップ争いを展開すると、コントロールライン上では16周目以降、トップの座をキープ。最後は5人によるトップ争いを制して、日本GPに続いて連勝、今シーズン3勝目を記録し、優勝でチャンピオンを決めた。Moto3クラスではイタリア人ライダーのチャンピオン獲得は初となる。
2位にチームメイトのマルコス・ラミレス(ホンダ)が入賞。ゴールライン直前にスリップから抜け出したアルベルト・アレナス(KTM)が3位表彰台を獲得。
僅差の4位に鈴木 竜生(ホンダ)が続いた。鈴木は終始トップ集団の中で周回を重ねたが、0.038秒の僅差で表彰台を逃した。5位にジョン・マクフィー(ホンダ)が入賞。
6位にダリン・ビンダー(KTM)が続き、佐々木 歩夢(ホンダ)もトップ集団で周回を重ね、終盤はわずかに遅れたものの、7位に入賞。ルーキーのトム・ブース-アモス(KTM)がグランプリベストリザルトとなる8位に入賞した。9位にトニー・アルボリーノ(ホンダ)、10位にステファノ・ネパ(KTM)が入賞。
フィリップアイランド初レースとなる小椋 藍(ホンダ)は14位に入賞。真崎 一輝(KTM)は17位でゴール。鳥羽 海渡(ホンダ)は序盤からトップ集団につけ、何度かトップに立ったが、21周目のヘアピンでブース-アモスと交錯し、転倒リタイアに終わった。
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