ドビジオーゾが引退を決意、ミサノがラストレース
2022/08/04
ヤマハ発動機とヤマハのサテライトチーム、ウイズユー・ヤマハ・RNFは8月4日、アンドレア・ドビジオーゾが第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで引退することを発表した。ドビジオーゾはホームレースを最後にMotoGPのキャリアに終止符を打つ。
「2012年、僕にとってヤマハとの経験は大変ポジティブだった。その時から、遅かれ早かれ、ヤマハと公式な契約を結びたいと願っていた。その可能性が実際にはやや大胆な形で2021年に現れ、このプロジェクトと上手くやれる可能性を強く信じていたから、トライすることを決断した。残念なことに、ここ数年MotoGPクラスは大きく変化してしまった。それ以来、状況は非常に異なり、バイクのいいフィーリングを感じることができず、チームとヤマハからの貴重で継続的な支援にも関わらず、そのポテンシャルを最大限に引き出すことができなかった。結果はネガティブだったけど、それ以上に、今でも非常に重要な人生経験だと考えている。困難な場合、状況と感情をうまく管理する能力が必要。望んでいた目標を達成していないけど、ヤマハとチームの技術者たちとの協議は、彼にとって、僕にとっても常にポジティブで建設的なものだった。彼らとの関係は、最も重要な瞬間でさえ、忠実で専門的で興味深いままだった。これら全てと彼らのサポートに対して、ヤマハ、チーム、ウイズユー、プロジェクトに関与したスポンサーに感謝したい。期待通りではなかったけど、トライすることは正しかった。僕のアバンチュールはミサノで終わるけど、この挑戦に関わった全ての人たちとの関係は永遠に変わらない。ありがとう」とドビジオーゾはコメント。
なお、第15戦アラゴンGPから最終戦バレンシアGPまでの6戦には、ヤマハのテストライダーを務めるカル・クロッチローが代替として起用される。
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