MotoGP第16戦日本GP Moto2決勝
2018/10/21
MotoGP第16戦日本GP、Moto2クラスは、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行ない、フランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温23度、路面温度35度のドライコンディションで争われた。
ポールポジションからスタートしたバニャーヤのリードで始まった決勝。ファビオ・クアルタラーロ(スピードアップ)は3周目のバックストレートエンドの11コーナーでバニャーヤを交わしてトップに立つと、その後、レースをリード。クアルタラーロとバニャーヤが後続を引き離してトップ争いを展開。中盤の10周目にはクアルタラーロがファステストを記録してバニャーヤを引き離そうとするが、バニャーヤも次の周でファステストを更新してついていく。
終盤を迎えてバニャーヤが差を縮めるが、勝負をしかけるまでには至らず、クアルタラーロがトップでチェッカーを受け、バニャーヤが2位に続いたが、レース後の再車検でクアルタラーロのマシンのリアタイヤの空気圧がオフィシャルタイヤサプライヤーが指定する数値より低かったことから、失格となった。これにより、2位以下の順位が一つずつ繰り上がることになり、バニャーヤが優勝、3位でチェッカーを受けたロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)が2位となった。バルダッサーリは中盤からトップを行く二人からは遅れたものの、単独3位をキープ。グランプリ通算100戦目を表彰台で飾った。
レースでの4番手争いは6人の接戦の展開となったが、中盤すぎに4番手に浮上したミゲール・オリベイラ(KTM)が4位に入賞、クアルタラーロの失格により、3位に繰り上がった。4位にアレックス・マルケス(カレックス)、5位にブラッド・ビンダー(KTM)、6位にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)、7位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)、8位にイケル・レクオナ(KTM)の順で続いた。9位にルカ・マリーニ(カレックス)、マーセル・シュローター(カレックス)が10位に入賞。
8番グリッドからスタートした長島 哲太(カレックス)はスタートでやや遅れ、1周目を11番手で通過。その後、14番手まで下がったが、挽回し、13位でチェッカーを受けたが、最終結果は12位入賞となった。
チャンピオンシップ争いはランキングトップのバニャーヤとランキング2位のオリベイラの差が37ポイント差に広がった。
こんな記事も読まれています