MotoGP第15戦タイGP Moto3 2日目予選
2018/10/06
ベゼッチが今季2回目のポール、真崎が初フロントロウ獲得
MotoGP第15戦タイGP、Moto3クラスは、タイのチャーン・インターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、マルコ・ベゼッチ(KTM)が1分42秒235でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は気温32度、路面温度56度のドライコンディションで争われた。セッション序盤をリードしたのは佐々木 歩夢(ホンダ)。佐々木は開始5分すぎに1分42秒942を記録してリーダーボードのトップをキープする。
2回目のアタックが始まると、27分すぎにベゼッチが1分42秒876とファステストを更新するが、直後にエネア・バスティアニーニ(ホンダ)が1分42秒818を記録してトップに浮上する。しかし、開始31分すぎに真崎 一輝(KTM)が1分42秒775とファステスト更新してトップに立ち、最後のアタックを迎える。
残り3分を切ったところで最後のアタックがスタート。ベゼッチはワンラップのアタックを成功させ、1分42秒235を記録して、オーストリアGPに続いて今シーズン2回目のポールポジションを獲得。ジャウマ・マシア(KTM)がラストアタックで1分42秒697で2番手に続き、真崎も最後のアタックラップで自己ベストを更新する1分42秒716を記録して3番手に続き、グランプリ初フロントロウを獲得した。
4番手に1分42秒720でトニー・アルボリーノ(ホンダ)、5番手に1分42秒776でニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、6番手に1分42秒799でダリン・ビンダー(KTM)、7番手に1分42秒815でニッコロ・ブレーガ(KTM)の順で続き、バスティアニーニは最後のアタックラップの最終コーナーで転倒、1分42秒818で8番手となった。
午前中のフリー走行3回目でトップタイムを記録していたファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)は1分42秒831で9番手に。10番手に1分42秒835でロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)が続き、佐々木は1分42秒942で11番手となった。
ポイントリーダーのホルヘ・マルティン(ホンダ)は、セッション途中でメディカルセンターでチェックを受けるなど、左手の状態が万全ではなく、1分43秒042で13番手に止まった。
フリー走行3回目で3番手につけていた鈴木 竜生(ホンダ)は予選では1分43秒058で14番手。鳥羽 海渡(ホンダ)は1分43秒738で26番手となった。
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