二度の赤旗ながら藤田哲弥が歓喜の初優勝 【全日本RR第2戦SUGO ST600レース2】
2025/05/25
全日本ロードレース第2戦SUGOのST600決勝レース2は藤田哲弥(TN45RacingTeam)が優勝した。
ウエットパッチが残る中でのスタート。ホールショットを決めたのはポールシッターの長尾健吾(TEAMKENKEN YTch)。南本宗一郎(AKENO SPEED・YAMAHA)、伊達悠太(AKENO SPEED・MAVERICK)、小山知良(JAPAN POST Honda RACING TP)、松岡玲(ITO RACING BORG CUSTOM)、藤田、田中啓介(NitroRyotaRacing 16)が縦に長い列を作る。
長尾、南本、伊達の3台が集団から抜け出す。6周目には伊達が2番手浮上。その間に追い上げた藤田が加わり、トップ集団は4台に。
10周目。南本が伊達から2番手ポジションを奪回。長尾、南本、伊達、藤田の順に替わったが、接近戦は変わらず。登り勾配のメインストレートで南本がトップ浮上。
しかし11周目、後方で転倒車がコース上に残り、赤旗が提示される。
10周でリスタート。
長尾が2回目のホールショット。南本と伊達がサイドbyサイドの2位争い、その背後に藤田と、赤旗前と変わらないトップ集団が形成される。
2周目に伊達が首位浮上。3周目の1コーナーで長尾がトップ奪還。しかし黄旗が振られていた。長尾はいったん一つさがってから再び首位に立つ。しかしシケインでまたしても伊達が首位奪取。そこに藤田も加わり、3台が横一線に並ぶ。さらに追い上げてきた代役参戦の荻原羚大(SDG Team HARC-PRO. Honda)が加わり、4台がそこここで順位を入れ替える激しいバトルを展開。藤田、伊達、南本と次々にトップが入れ替わる。
7周目。またしても転倒車が出て、2回目の赤旗が提示された。5周完了時点での順位でレース終了。藤田の全日本初優勝で決着した。
※暫定
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