中須賀克行がダブルウイン ラストスパートで突き放す【全日本RR第2戦SUGO JSB1000レース2】
2025/05/25
●優勝/中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「今日はとても難しいコンディションでした。それでもドライコンディションで走れてよかったです。非常にスリッピーだったし、タイヤを暖めるのも難しかったです。レース1の結果を踏まえて、タイヤマネージメントをしました。最後までうまくいき、自分なりのレース展開に持ち込めました。しっかり冷静さを保ったのが勝因かなと思います。コース上に雨が残っているところもあって、パッシングポイントが少なかったです。浦本選手のミスをきっかけにして、そこからはタイヤを使い切るつもりでプッシュしました」
●2位/浦本修充(AutoRace Ube Racing Team)
「かなり難しいコンディションでした。ST1000のレースを見ていて、スリックタイヤなのか、レインタイヤなのかも怪しいと思いました。とりあえずスリックタイヤで出て、これならいけるかと思って昨日と同じタイヤ選択にしました。予想どおり長島哲太選手が前に出てペースメーカーになってくれました。後ろが集団になりかけていたので、長島選手を抜いて前に出て、ペースを上げました。中須賀選手が後ろにいるのは分かっていたのですが、最後にミスしてからは厳しい状況でした。ラスト2周はコース上にとどまるのもきつい感じでした。完敗です」
●3位/津田拓也(Team SUZUKI CN CHALLENGE)
「集団の中にはいたのですが、コーナリングスピードが上げられないコンディションでした。他メーカーに比べてストレートスピードが厳しく、抜かれていくだけのレース展開でした。残り10周くらいでコンディションが回復してからは、ブレーキングで並べるようになりました。そこから1台ずつ抜いていきました。3番手に上がってからはスパートもかけられました。トップ2台には置いて行かれてしまいましたが、その中でも3位表彰台が取れてよかったです」
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