若松怜が危なげない走りで独走態勢を築き優勝【全日本RR第2戦SUGO J-GP3決勝】
2025/05/25
●優勝/若松怜(JAPAN POST docomo business TP)
「雨はあまり得意ではないし、好きでもないので、朝起きてげんなりしました。乾いてくればチャンスがあると思って、天気予報とにらめっこしていました。少しずつ乾いてきて(ウオームアップを終えた)チームメイトの小山選手、西村選手たちにコンディションの変化を聞いていました。みんなが言うように最後は乾きました。最後はタイヤがきつかったけれど、レース序盤の貯金を生かして開幕戦で勝ててうれしいです」
●2位/尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「昨日までドライコンディションで調子がよかっただけに、朝起きたらウエットコンディションだったので、昨日までとは違う展開になるだろうと思っていました。朝のウオームアップでの雨の感触は悪くなかったのですが、決勝は水量が少なくなってきました。その状況の中で自分の思ったフィーリングにならず、厳しいレースになりました。若松選手に抜かれてからも追走しようと思ったのですが、ペースが速くて無理でした。その後4位くらいまで落ちてしまい、何もできずに我慢のレースでした。その中でも最後に最低限の2位になれました。チャンピオンシップを考えると厳しい中で最大限の仕事はできたかなと思います」
●3位/大田隼人(MARUMAE DreamKitakyushu CPARIS)
「スタートがうまく決まって2番手くらいまで上がれたけれど、2コーナーでペースを落としすぎて抜かれてしまいました。前の集団が離れていくのが見えたので、コーナーの進入だけでも頑張ろうと思いました。レース後半のことを考えずに頑張りすぎて、最後にペースを上げられず、離れていた尾野選手にも抜かれてしまいました。でも初めてトップ集団で混戦できたことは、今後に生かせます。次戦の筑波は得意な方だから、もう一度トップ集団に追い付いて今回よりも一個でも順位を上げたいです」
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