MotoGP第15戦アラゴンGP Moto2決勝
2022/09/19
MotoGP第15戦アラゴンGP、Moto2クラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで決勝レースを行ない、ペドロ・アコスタ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温21度、路面温度35度のドライコンディションの下、21周で争われた。
ポールポジションからスタートしたアウグスト・フェルナンデス(カレックス)がレースをリード。ジェイク・ディクソン(カレックス)、アルベルト・アレナス(カレックス)が続く。4番グリッドからスタートしたアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)は2コーナーで転倒リタイアに終わる。
フェルナンデスは1周目から後続とのリードを広げ、2周目には約1秒のリードを取り、単独トップで周回を重ねるが、4周目に2番手に浮上したアコスタがアロン・カネト(カレックス)と競り合いながら、フェルナンデスとの差を縮め、9周目に真後ろまで迫ると、バックストレートでフェルナンデスを交わしてトップに浮上する。
トップに立ったアコスタは11周目には2番手以下に約コンマ5秒のリードを取ると、15周目には約1秒半へとリードを広げ、単独トップ。フェルナンデスとカネトが2番手争いの接戦を展開したことからその差は広がり、終盤には約3秒の差をつけてアコスタは独走。イタリアGP以来となる2勝目を記録。ドイツGP後のケガから復帰後初表彰台を獲得した。
フェルナンデスとカネトの2番手争いは終盤まで接戦を展開。19周目の8コーナーでカネトがフェルナンデスを交わして2番手に上がると、そのまま2位でゴール。フェルナンデスは3位に入賞した。
トニー・アルボリーノ(カレックス)が中盤まで4番手をキープしていたが、5番手争いを展開しながらアルボリーノを追った小椋 藍(カレックス)、フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)、ディクソンの3人終盤に追いつき、小椋がアルボリーニを交わして4位に入賞。僅差の5位にアルボリーノが続き、6位にアルデグエルが入賞。ディクソンは最終ラップの12コーナーで転倒を喫しリタイアに終わった。
7位にソムキャット・チャントラ(カレックス)、8位にホルヘ・ナバーロ(カレックス)、9位にジョー・ロバーツ(カレックス)、10位にセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が入賞。羽田 太河(カレックス)は18周目の13コーナーでケミン・クボ(カレックス)とからんで転倒リタイアに終わった。
チャンピオンシップ争いではフェルナンデスがランキングトップをキープ。小椋は7ポイント差のランキング2位で次週、ホームレースの日本GPを迎える。
MotoGP第15戦アラゴンGP Moto2クラス決勝結果
1 ペドロ・アコスタ(カレックス)
2 アロン・カネト(カレックス)
3 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
4 小椋 藍(カレックス)
5 トニー・アルボリーノ(カレックス)
6 フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
7 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
8 ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
9 ジョー・ロバーツ(カレックス)
10 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
11 キャメロン・ボビエ(カレックス)
12 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
13 バリー・バルトゥス(カレックス)
14 アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
15 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
16 セナ・アギウス(カレックス)
17 フィリップ・サラッチ(カレックス)
18 マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
19 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
20 ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
21 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
R ジェイク・ディクソン(カレックス)
R ケミン・クボ(カレックス)
R 羽田 太河(カレックス)
R ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
R アルベルト・アレナス(カレックス)
R マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
R ジェレミー・アルコバ(カレックス)
R アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
R マーセル・シュロッター(カレックス)
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