SBK第9戦ブルノのレース1はジョナサン・レイ(ハンスプリー・テンケイト・ホンダ)が優勝を飾った。
朝のウオームアップ走行は、昨日のスーパーポールで2度の転倒を喫して15番手グリッドに甘んじた芳賀紀行(ドゥカティ・ゼロックス・チーム)が起死回生のトップタイムをマーク。
雲一つない晴天のもとでレース1がスタート。好スタートを切ったのはマックス・ビアッジ(アプリリア・アリタリア・レーシング)。背後にピタリとレイ、カル・クロッチロウ(ヤマハ・ステリルガルダ・チーム)。オープニングラップの最終コーナーでレイがトップに浮上。
2周目にペースの上がらないビアッジをかわしてクロッチロウが2番手に浮上。逃げを打とうとしているレイを追いかけ始める。この2台が抜け出し、ビアッジ、ルーベン・ザウス(BMW・モトラッド・モータースポーツ)、シルバン・ギュントーリ(チーム・スズキ・アルスター)、そしてロケットスタートを決めてポジションアップした芳賀の4台でセカンドグループが形成される。
5周ほどの周回の後、やっと調子が上がってきたビアッジがセカンド集団から抜けだしてトップの2台を追いかけ始めた。逆に芳賀はセカンドグループから遅れ出す。
折り返しの10周が終了し、トップのレイと2番手クロッチロウは1秒以上の差がついた。クロッチロウと3番手のビアッジもやはり1秒以上。トップ3台がそれぞれのアドバンテージを保ちながら淡々と周回を重ねる。4番手走行のギュントーリも単独走行。その後ろではザウス、芳賀、トスランド、ファブリッツィオが5位争いを展開。ファブリッツィオは12周目にマシントラブルで戦線離脱。さらにトスランドも遅れ出し、5番手争いは芳賀とザウスの一騎打ちに。
レース後半はレイが独走状態。クロッチロウはビアッジとし烈な2位争いを開始。し烈なバトルの末、16周目に2番手を奪取したビアッジ。自己ベストタイムを更新しながらレイを追いかける。しかしすでにレイは4秒ものアドバンテージを築いている。そのままレイが優勝・ビアッジは2位でゴール。クロッチロウが表彰台の最後の席を獲得。芳賀は6位でゴールしてみせた。