『ウェビック チームノリック ヤマハ』体制発表

全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに参戦する『ウェビック チームノリック ヤマハ』のチーム体制発表会が東京都内で行なわれた。
ノリックこと阿部典史が、生前より若手ライダーの育成を目指して結成していたチームノリックジュニアだが、今年は全日本ロードレース選手権にいよいよ参戦。バイク用品オンラインショップの企画、構築、運営を行なうウェビック(Web!ke)をメインスポンサーに『ウェビック チームノリック ヤマハ』というチーム名で参戦することになった。
ライダーはノリックジュニアで昨年まで筑波選手権、東日本チャレンジカップGP125クラスに参戦していた野左根航汰。野左根は14歳の若手ライダーで、3歳からバイクに乗り始め、6歳よりミニバイクレースなどに参戦。06年からチームノリックジュニアに所属し、09年には筑波選手権GP125クラスチャンピオン、東日本チャレンジカップGP125クラスランキング2位を獲得している。昨年の全日本第6戦もてぎにスポット参戦した経験を持ち、今年の目標を「全日本チャンピオンを目指します」と力強く語っている。
チーム監督にはノリックの父である阿部光雄氏が就任。「今年は全日本の経験を積ませ、近い将来のJ-GP2への参戦を視野に入れながら、MotoGPライダーの育成を目指します」と阿部氏は語っている。
マシンは地方選手権時代から乗り慣れたヤマハTZ125。チーフメカニックを荒尾進司氏が担当する。また、メインスポンサーのウェビックの母体となる株式会社リバークレインの社員が、チームヘルパーとして参戦を予定している。
株式会社リバークレイン代表取締役社長の信濃孝喜氏は、「我々自身もバイク乗りであり、単なるスポンサーとしてだけではなく、チームと共に全日本を戦います」と語っている。
全日本の開幕戦は4月4日(日)に開催される筑波大会となるが、『ウェビック チームノリック ヤマハ』は3月14日に筑波で開催される東日本チャレンジカップ第1戦筑波大会に参戦予定。すでにテスト走行を開始しており、全日本開幕戦に向けて、野左根は順調に調整を進めている。

右から、監督の阿部光雄氏、ライダーの野左根航汰、メカニックの荒尾進司氏、株式会社リバークレイン代表取締役社長の信濃孝喜氏


ライダーの野左根航汰、14歳の若手だが、ノリックもその実力を認めていた(写真左)
会場にはノリックが駆った96年型のYZR500、07年型のYZF-R1も持ち込まれた。手前が野左根が駆るTZ125(写真右)